2025年8月2日、富山県氷見市にて航空自衛隊ブルーインパルスの展示飛行が実施されます。毎年全国各地で話題を呼ぶこのアクロバット飛行は、氷見の「ひみまつり」との共催で行われることが決定し、注目度はさらに上昇中。富山湾の青い海と立山連峰の雄大な景色を背景に舞うスモークは、観る者の心を惹きつけてやみません。
第53回ひみまつりにおけるブルーインパルスの展示飛行について
日時:令和7年8月2日(土曜日)12時00分~12時30分
メイン会場:比美乃江公園
ランドマーク:海王丸パーク(射水市)/国分海浜公園(高岡市)/
雨晴海岸(高岡市)/灘浦海岸(氷見市)https://t.co/dG1SQlXYuy pic.twitter.com/KM92HSBsR7— nomalblue (@nomalblue) July 25, 2025
本記事では、富山県氷見市でのブルーインパルスの展示飛行の開催概要、飛行ルート、混雑を避けられる穴場観覧スポット、アクセス方法、交通規制の詳細まで徹底的に解説します。さらに、現地での撮影テクニックやおすすめ観光情報まで幅広くご紹介。
ブルーインパルス展示飛行 2025年8月2日 氷見・富山の概要
射水、高岡から氷見へ 8月2日ブルーインパルス展示飛行 正午ごろ液状化の海岸北上(北國新聞社)#Yahooニュースhttps://t.co/TYTORLV754
— Hokuriku Express|北陸エクスプレス (@shinkansen_ex) July 25, 2025
2025年夏、富山県氷見市で開催される「ひみまつり」の中で、ブルーインパルスの展示飛行が行われます。富山県内での飛行は貴重な機会であり、地元住民はもちろん、県外からも多くのファンが訪れることが予想されます。このセクションでは、ブルーインパルスが飛行する日程や会場の基本情報について詳しく解説します。
開催日・開催時間(12:00〜12:30の30分間)
天候や安全確認により時間が前後することもあるため、最新情報は氷見市の公式ホームページやSNSアカウントで確認するのが確実です。また、予行演習が前日に実施される可能性もあるため、地元では前日から注目が集まります。飛行時間に合わせて周辺道路が混雑するため、時間に余裕をもって移動しましょう。
主会場:比美乃江公園(氷見市)
展示飛行の中心となる観覧場所は、氷見市の海岸沿いにある「比美乃江公園」です。ここは富山湾を一望できる開けた空間で、ブルーインパルスの演技を広々とした視界で楽しめる絶好のロケーションです。園内には芝生広場やベンチがあり、家族連れでも快適に過ごせます。
当日は多くの見物客で混雑が予想されるため、早朝からの場所取りや熱中症対策も重要です。また、海沿いのため風が強くなることもあるため、帽子や日よけグッズを飛ばされないよう注意が必要です。
主催・背景:ひみまつり第53回の意義と開催内容
今回のブルーインパルス飛行は、「ひみまつり2025」の一環として行われます。この祭りは地元氷見市の伝統的な夏のイベントで、2025年は第53回の節目を迎えます。
例年、花火大会やパレード、地元のグルメ屋台などで賑わうこのお祭りに、今回は航空自衛隊のブルーインパルスが特別参加することで、より一層の注目を集めています。
地域活性化と観光振興を目的とし、自治体と自衛隊が連携して開催されるこのイベントは、地元住民にとっても誇らしいものです。飛行当日は安全確保のため警備も強化されるため、案内や誘導に従って行動しましょう。
ブルーインパルス2025富山・氷見の飛行ルート
ブルーインパルスの醍醐味のひとつは、そのダイナミックな飛行ルートと華麗な演技です。2025年の富山・氷見での展示飛行も、複数の市町をまたぐ広範囲な飛行ルートが予定されており、多くの場所からその雄姿を目にすることができます。このセクションでは、発着地点や通過エリア、飛行ルートのポイントを具体的に紹介します。
射水市「海王丸パーク」上空をスタート
海王丸パーク
帆船がまさにインスタ映えするかのような背景なのが凄い
立山連峰に陸橋?
まるで計算されたかのような景色だった富山県の良い所
射水市 pic.twitter.com/YuTnAquojm— nobuRock (@dreamynobu) June 3, 2025
富山湾に面したこのエリアは、広くて視界が良く、スタート直後の直線飛行やスモーク演出などを見るのに適しています。例年、ブルーインパルスは目立つ地形やランドマークを基準に飛行ルートを組むため、海王丸パーク周辺は確実に通過点となるでしょう。
当日は船のマストとのコラボ撮影を狙うカメラマンも多く、絶好のビュースポットとして混雑が予想されます。交通手段や駐車場の確認も事前に行っておきましょう。
高岡市「雨晴海岸」「国分海浜公園」を通過
ここは立山連峰を望む美しい景観で知られており、青い空と白煙のコントラストが際立つ撮影スポットです。
特に「道の駅 雨晴」周辺では、撮影のために三脚を構える人々が多く見られることでしょう。
ロンツー日記 富山編
道の駅 雨晴
空が綺麗だったなぁ
右手の遠くには飛騨山脈が見えて残雪がある時はすごい迫力のある写真が撮れそう! pic.twitter.com/ftm5M5l7xZ— ナツメ (@Natume_CBR) July 24, 2025
さらに南側にある国分海浜公園も視界が開けており、混雑を避けつつ鑑賞したい人にはおすすめのスポットです。天候次第では上空の音で通過を把握し、空を見上げるだけでも感動的な瞬間を味わえるでしょう。
氷見市「比美乃江公園」と「灘浦海岸」上空で演技
このエリアでは直線飛行に加え、ループやスモークを使ったアクロバット演技が予定されており、最も見応えのある区間といえるでしょう。
演技時間中は観覧者が集中するため、場所取りのために早朝から訪れる人も少なくありません。なお、海岸沿いは強風の影響を受けやすいため、撮影機材や持ち物の管理にも注意が必要です。地元住民や観光客が一体となって空を見上げる、感動的な光景が広がることでしょう。
ブルーインパルス2025富山・氷見の観覧スポット&穴場スポット徹底紹介
ブルーインパルスの迫力ある演技を楽しむには、観覧場所の選定がとても重要です。混雑を避けながらも見応えあるポイントを狙いたい方のために、定番スポットとともに知る人ぞ知る穴場スポットも紹介します。家族連れからカメラマンまで、それぞれに合ったロケーションを見つける参考にしてください。
会場(比美乃江公園)からのベストビュー
ここはブルーインパルスの演技の中心地となるため、飛行の大部分が間近で見られます。視界が開けており、真上を通過する機体の音と振動を全身で感じられるのは、まさにここだけの特権です。
トイレや売店も整っており、家族連れでも安心して過ごせる環境です。
特に最前列や日陰エリアは人気が高く、レジャーシートや折りたたみ椅子などの持参が推奨されます。
穴場:海王丸パーク沿岸で海越しに撮影可能
飛行ルートの出発点にあたるため、機体が編隊を組んで上昇するシーンや、背景に海と船を収めた美しい写真が撮れる穴場です。周囲には遮るものが少なく、広角レンズを使って迫力ある構図を狙うことも可能です。
観覧スペースは限られていますが、公園内には休憩所やトイレもあり、快適に過ごせます。
駐車場の台数が少ないため、公共交通機関の利用や早めの到着がポイントになります。風向きによってはスモークの軌跡が綺麗に残るタイミングも多く、カメラ愛好家にもおすすめのロケーションです。
雨晴海岸・国分海浜公園での撮影&混雑回避策
こちらも飛行ルートに含まれており、遠景としての立山連峰とブルーインパルスの共演が期待できます。
道の駅周辺では比較的人が集まりやすいものの、少し離れたポイントに移動すれば混雑を避けることが可能です。
国分海浜公園は広く開けた砂浜エリアがあり、ピクニック気分でゆったり鑑賞できます。晴天時は逆光になりやすいため、撮影を目的とする方は太陽の位置を考慮したポジション選びが必要です。なお、天候によっては日差しが強くなるため、日焼け対策も忘れずに行いましょう。
アクセス&交通規制情報
ブルーインパルスの展示飛行に伴い、氷見・富山エリアでは大規模な交通規制と混雑が予定されています。この記事では、安全かつ快適に会場へアクセスするために必要な情報を詳しくご案内します。
交通規制の概要(8:00〜22:00)
朝日山周辺では規制が午前8時から15時までとなる予定です。これに伴い、市営駐車場やイベント会場周辺への自家用車での来場は強く制限され、徒歩や公共交通機関の利用が推奨されています。
公共交通機関の運行変更
当日は、加越能バスの市内路線が大幅に運休となり、バスでのアクセスは非常に困難です。また、氷見駅を発着するレンタサイクルの貸出も停止されるため、自転車でのアクセスも制限されます。
JR氷見線は通常運行される見込みですが、混雑対策として臨時便の設定がある可能性もあるため、事前の時刻確認が必要です。
パークアンドライドで快適アクセス
交通規制や混雑を避ける手段として、高岡駅周辺に車を停めてJR氷見線を利用する「パークアンドライド」方式がおすすめです。
高岡駅周辺には大型の市営駐車場やコインパーキングが多数あり、氷見駅までは電車で約35分。
氷見駅から会場までは徒歩約25分の道のりですが、渋滞を回避できるうえ、移動もスムーズです。早めに到着して、観覧場所を確保するのがポイントです。
会場周辺の駐車場情報
当日は氷見漁港や市役所、ふれあいスポーツセンターなどに臨時駐車場が設けられますが、いずれも台数に限りがあり、早い段階で満車になることが予想されます。
公式サイトや観光協会の情報を確認し、空き状況や誘導案内に従って駐車するようにしましょう。違法駐車は通報対象となるため、くれぐれもルールを守って行動することが大切です。
まとめ:アクセス比較とアドバイス
| 移動手段 | 概要 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 高岡駅駐車場+JR | 駅周辺の駐車場に停め、氷見線で氷見駅へ移動 | 規制・渋滞を回避できスムーズな移動 | 氷見駅〜会場まで徒歩約25分、混雑注意 |
| 自家用車直行 | 氷見市内の臨時駐車場を利用 | 目的地に近く荷物も持ち込みやすい | 駐車台数が少なく、規制や混雑の影響大 |
| 公共バス利用 | 加越能バスなどで移動 | 自家用車不要で環境にも優しい | 路線が終日運休または振替運行のため非推奨 |
快適な観覧のためにも、事前にアクセスルートや混雑情報を確認し、余裕を持った行動計画を立てておきましょう。
事前準備と当日の注意ポイント
ブルーインパルスの展示飛行を満喫するには、事前の情報収集と当日の備えがとても重要です。快適かつ安全に観覧するために、押さえておくべき準備項目と注意点をこのセクションでご紹介します。
予行飛行の有無と確認方法
展示飛行の前日に予行飛行が行われる可能性があります。
予行では、同じルートをブルーインパルスが飛行し、本番さながらの演目を練習します。予行は本番よりも人出が少なく、写真撮影や鑑賞の穴場ともなり得る機会です。ただし、予行の日時や実施有無は正式に発表されるとは限らないため、情報の入手には注意が必要です。
氷見市や富山県の観光協会、自衛隊の広報、地元メディアのSNS投稿などが信頼できる情報源となります。特にX(旧Twitter)やFacebookページのリアルタイム投稿が役立ちますので、事前にフォローしておくと安心です。
当日の天候・スケジュール変更への備え
天候はブルーインパルスの飛行にとって非常に重要な要素です。強風や視界不良、雷雨などが予想される場合は、当日でも飛行中止や内容変更となることがあります。
主催者側からの発表は、公式サイトやSNSを通じて当日朝に告知されるケースが多いため、最新情報をこまめに確認しましょう。
また、スケジュールの変更に備えて、移動や食事の計画にも余裕を持たせておくと安心です。雨具や防寒具の持参も忘れず、日傘やレインポンチョなど荷物になりにくいアイテムが重宝します。
ライブ配信や現地イベントもチェック
現地に行けない場合でも、ブルーインパルスの演技はライブ配信で楽しめることがあります。
2025年の氷見公演では、地元自治体や観光協会によるライブ中継が検討されており、YouTubeやInstagramでの配信が予定される可能性があります。
公式情報をチェックし、遠方の家族や友人とも共有して一緒に楽しむのもおすすめです。また、展示飛行とあわせて開催される「ひみまつり」では、地元グルメの屋台やステージイベントもあり、観覧中の待ち時間も飽きずに過ごせます。パンフレットやスケジュール表は事前にダウンロードしておきましょう。
ブルーインパルス展示飛行の写真撮影・動画撮影テクニック
ブルーインパルスの展示飛行は、視覚的に非常に魅力的なイベントです。このセクションでは、思い出をより美しく残すための写真や動画撮影のコツを紹介します。初心者から上級者まで活用できるポイントをまとめています。
撮影に最適な時間帯と光の向き
展示飛行は正午12時からスタートするため、太陽がほぼ真上にある時間帯です。この時間帯は逆光になりにくく、空全体が明るいため撮影には適しています。ただし、会場の位置によっては光の向きが変わるため、太陽と被写体の位置関係を意識して立ち位置を選びましょう。
順光になる場所では、スモークの色や機体のディテールがより鮮明に写ります。事前に下見をしておくと、ベストなポジションを確保しやすくなります。
スマホでもOK!初心者向け設定
スマートフォンでの撮影でも十分に美しい写真は撮れます。カメラアプリの「スポーツモード」や「動体撮影モード」を使うと、動きの速い機体もブレずに写せます。
また、HDR機能をオンにすると、青空と白煙のコントラストがしっかりと記録できます。連写機能を活用すれば、決定的な瞬間を逃さずに収めることが可能です。
動画撮影では、手ブレ補正付きの三脚やジンバルを使うと、滑らかな映像を撮影できます。
一眼レフ・ミラーレスでの本格撮影
一眼レフやミラーレスカメラを使う場合、シャッタースピードは1/1000秒以上を目安に設定しましょう。
望遠レンズ(200mm以上)があると、遠くの演技もしっかり捉えられます。連写性能やオートフォーカスの速さも重要なポイントです。また、空を背景にするため露出補正を+0.3〜+1.0に設定すると、機体が暗く写るのを防げます。RAW形式で撮影すれば、あとでの色補正も自由に行えるのでおすすめです。
ブルーインパルスの展示飛行関連情報&周辺観光情報
ブルーインパルスの展示飛行を楽しんだ後は、氷見エリアや富山・高岡の魅力をゆったり味わうのがオススメです。このエリアには絶景スポットやグルメ、伝統文化体験も充実。飛行イベントと合わせて訪れることで、より深く地域の魅力を感じられるでしょう。
氷見市の定番観光スポットで食と景色を満喫
氷見市は富山湾越しに立山連峰が望める風光明媚な町として知られています。展示飛行の舞台となる比美乃江公園周辺からも海と山の絶景が楽しめるほか、観光スポットとして有名な「ひみ番屋街」では新鮮な海鮮や氷見牛を味わえます。氷見漁港で揚がったばかりの魚介類をその場で料理した定食や寿司が人気で、地元の味を気軽に楽しめる点も魅力です。
さらに、氷見市出身の漫画家・藤子不二雄Ⓐにちなんだキャラクターを散りばめた「まんがロード」も散策に最適。忍者ハットリくんをはじめとするモニュメントや壁画が街並みに彩りを添え、撮影スポットとしても人気です。
ほかにも「氷見あいやまガーデン」や「氷見市海浜植物園」など、季節の花や海浜植物を楽しめるスポットもあるため、展示飛行前後の空き時間を活用してぜひ訪れたい代表的な観光地です。
高岡・射水エリアで体験できる文化・景観・街歩き
氷見に隣接する高岡市や射水市には、観光や文化体験のスポットも豊富に揃っています。例えば「海王丸パーク」(射水市)は展示飛行の出発地点でもあり、海と帆船を背景にした多彩な写真が撮れる絶景スポットです。
高岡市内では、伝統工芸や歴史をたのしめる体験も充実。瑞龍寺(国宝)や高岡大仏など歴史的建造物の観光に加え、金屋町の錫細工アクセサリー作りや内川クルーズなども人気です。伝統と現代が融合した体験型観光が楽しめます。
また、雨晴海岸は富山湾越しの立山を背景にした写真が撮れることで知られる景勝地で、美しい海岸線と共にブルーインパルスを遠景で楽しめます。晴れた日は波打ち際で世界百大海湾にも選ばれる景色を堪能できる穴場的なビュースポットです。
気軽に日帰りで楽しめる富山観光プラン
ひみまつりの前後に、富山県内の豊かな観光地を巡るのもおすすめです。富山市内では富山城や松川沿いの遊覧船、古い薬屋を改装した観光スポットなど、歴史とモダンが融合した街歩きが楽しめます。
また、時間に余裕がある方には立山黒部アルペンルートの訪問も検討価値あり。夏季は高山植物や黒部ダムのダイナミックな景色が見どころで、氷見からの日帰りでも十分アクセスが可能です(要公共交通や車利用)。
地元グルメでは氷見寒ぶり、氷見牛、白えびなどが有名で、それぞれの名産品を活かした料理処が点在します。道の駅『氷見番屋街』のほか、周辺の飲食店や市場では地元産の海鮮や郷土料理が味わえ、食の満足度も抜群です。
まとめ|ブルーインパルスで彩られる氷見の空を堪能しよう
2025年8月2日(土)の「ひみまつり」で実施されるブルーインパルス展示飛行は、氷見の夏を彩る一大イベントです。比美乃江公園を中心に、海王丸パークや雨晴海岸など各地で飛行の姿を楽しめるうえ、アクセス方法や交通規制の事前確認、観覧場所の選定によって、より快適にイベントを満喫できます。
本記事で紹介したルート解説や穴場情報、撮影のコツや観光地の魅力を参考に、当日はぜひ余裕をもって行動してください。現地の空気感や、飛行機が描くスモークの軌跡は、現地でしか体感できない貴重な瞬間です。
富山・氷見の美しい自然と共に、迫力満点の展示飛行を全身で感じる体験はきっと心に残る夏の思い出になるはずです。

